アパレルOEMとODMの違いについて (2020/09/23)
アパレルでOEMとODMってよく聞きますよね。 よく似ていますが少し仕組みが違うのです。 どちらも生産をするのですがどこが企画をしているかで区別することができます。
OEMとは
OEMとは”Original Equipment Manufacturing ”の略称でメーカーの指示の下で生産製造を行います。
生産背景を持っていない、もしくは自社工場が手一杯の時に頼みます。
企画はメーカーで行い生地を指示されパターンを貰って生産します。
スケジュール管理などはOEM会社がしますがサンプルが上がってきたらその都度メーカーのチェックが入り少しでも希望と違えば修正したり縫製指示して、メーカーの納得いく商品を生産していきます。
ODMとは
ODMとは”Original Design Manufacturing”の略称で企画、パターン、生産製造まで行いメーカーはその商品を仕入るという形です。
外部の会社が企画し生産をすることでデザイナーもいらなければ生産背景も不要です。
良いデザインのものをチョイスしてブランドネームを取り付けて販売をするだけでいいので販売力、MD力だけで成り立ち、色々なノウハウがなくでも大丈夫なのです。
実際はメーカーからの希望があればOEMと変わらないように希望に沿うよう生産をするも事あります。
双方をうまく取り入れると足りない部分を補って生産ができるのです。